まず一聴して耳に飛び込んでくるのは、そのアナログ的な何とも言えない空気感。この特別な雰囲気は、他にはない、このワイヤーの魅力と言えます。なんといいましょうか、音源全体に絶妙なコンプレッサーをかけたようなヴィンテージ特有の旨味が特に濃い音色だと感じます。Highの周波数に独特の煌びやかさがあり、したがって特別な「華」があります。単なる明るさとは全く次元の異なる「旨味」の力です。

スペシャルなのは、そのコンプレッション感のお陰で、背景に潜む気配とか空気が実に克明に表現されるところ。WEのとても古くて細めのワイヤーには、おおよそこのような特色が備わっていると思われますが、このワイヤーは特に美味しい！情報量がMAX時のときも、決して飽和感を感じさせず、余裕で朗々と歌い上げる！んまあ、これがWEだなと思わず笑う瞬間です。

マスタリング的にエンハンスされたソースのヒアリング。例えば、Buika / 4曲目。その歌声には、パっと灯がともるような感覚を覚え、すごく生き生きとした立体的な音像を体験できます。エンハンスされている分、ヴォーカルはスースーする周波数成分が印象的になりますが、それが嫌みにはなりません。こういう表現のうまさがWEの独特な持ち味とも言えますね。

Blad Meldauなどは、実にアナログライクな空間美を感じ、ピアノがゆったりと聞こえます。さらに芯のあるベースがうねり、ライドシンバルの華やかでクールで美しく波状が拡がる姿は、まるで目に見えるような展開です。超高域を追求すると言うよりは、ナローでしかも張りのある全体像を描くと言った具合です。しかし、コンプ感が実に素晴らしい！！！

使用法として、ラインケーブルのプラス側に、またはマイナス側の隠し技としてバイワイヤー、またはプリアンプ内の配線材としても超感度の性能を発揮いたします。今やとてもとても稀少なワイヤーです。世界中探しても、もう滅多にありません。とっても希少なワイヤーのです。

お早めに入手なされることをお勧めいたします。 あまり量がありません。この製品に関しましては突然の早期終了もあります。
是非お試しくださいませ！！