フランス人オーナーが現地で買い付けてきた、フランスの良き伝統の数々をご紹介しております。
当店の商品は、修復には100パーセント自然由来の塗料・材料を使用しております。
商品がつくられた当時と同じレシピを守った、家具にも負担の少ない修復方法で、
家具と共に過ごす家族の体にも優しいアンティークです。
天然素材は熱やアルコール、水分を長時間放置することに弱いので、ご使用の際にはご注意ください。
ご不明な点などございましたら、どんなことでもお気軽にお問い合わせください
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こちらは1880年ごろ作られたマントルクロックです。
素晴らしくデコラティブな全体像は、横幅37.5cm、高さ53cmと大変大ぶりで目を見張るほどゴージャス。
大型のキャビネットなどの上でもその存在感は霞むことなく、この一台で室内装飾のメインとして大いに役立ってくれることでしょう。
この迫力をお写真ではなかなか伝えられないのが非常にもどかしい思いですが、
お写真の中に他のクロックと並べて撮ったものを載せておりますのでサイズ感などのご参考にご覧ください。
ロココの自由な動きの中にはブドウの葉をまとった子どもが。(この子どもには羽がないためエンジェルと表記はしませんが、そもそもエンジェルに羽があったかどうかは定かではないようです。いずれにせよこの子たちの風貌をみれば、神に仕える者であったのは違いないようですね。)
時計板の下では、葡萄の籠を倒して角を向けるヤギと、それに驚く子の姿。
そして時計板の上には、それを見て驚くもう一人の子。きょうだいを守ろうと棒を振りかざし 助けに行こうとしているようにも見えます。
穏やかなブドウ摘みの中の、小さなハプニングが表現されているのでしょう。全体がストーリー性をもって飾られている、とても愛らしいお品です。
このストーリーのポイントになっているブドウは、子どもたちを飾り、そしてクロック全体も飾ります。
葡萄の蔦がリボンのように全体に巻き付き ガーランドのように垂れ下がる様子は大変美しく、じつにフランスらしい表現であるといえるでしょう。
時計板の中にも同じく葡萄と子どもが隠れており、とても細やかな場所まで手が加えられていることがわかります。
とてもゴージャスなこの一台からは、見る人すべてを引き込む美しさと愛らしさが溢れています。
ロカイユの筋一本、葡萄の葉、子どもの髪や爪の先など、非常に細かなところまで手が加えられた素晴らしい造形の美しさを、たっぷりとお楽しみいただける芸術作品です。
※こちらの商品はフランス現地の専門職人による稼働調整済みですので、現役のクロックとしてお使いいただけます。
カチカチと針を刻む情緒あふれる音と透き通った鐘の音を、ぜひ存分にお楽しみください。
※時計板向かって左側に、葡萄の葉の欠損あり
タイプ: マントルクロック
スタイル: Rococo
年代: circa 1880
輸入国: France
ボディ: ブロンズ
表面: 金メッキ
サイズ: 横幅37.5cm 奥行き19.5cm 高さ53cm
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*商品はアンティークという性質上、傷や歪み、色の変化などが見られることがあります。
それらも経年変化の趣としてお楽しみいただければ幸いでございます。
*返品は承りません。写真には写っていない傷などがある場合もございますので、使用感などが気になる方は、必ずお問い合わせ等でご確認の上ご購入ください。
*送料は別途かかります。
*当店は国内では数少ない、フレンチ専門の本格アンティークショップです。
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