今回やっぱり、このワイヤーの音質は、経験した甲斐が大いにありました。
元々は、このアナコンダ、あのヴィンテージオーディオ界のパイオニアである 畑野貴哉氏 著作による「土日で作るオリジナルエフェクター」リットーミュージック社かサンレコの彼の記事かで 写真入り紹介されたのが、日本で始めて光を浴びた瞬間だと記憶いたします。この名著の中にちゃっかり わたくしも 音吉トマトというハンドルネームで登場している箇所があったりして、ヴィンテージワイヤーなどに関わった年月を 辿ると 随分時間が経ったなあ などと感慨深くなったりして・・・（笑）

あっ、まあ、そんなことがいいたいわけではなくて、「ANACONDA」の解説ですぞ！！

一聴して感じられるのは、再生される周波数全域に渡って、何か説得力とか実体感というものが迫ってくる感じなんですよ。 言い換えれば、明瞭クリアで、明らかに1～2dbほどゲインが上がったような感覚に聞こえます。そして、最初にも書きましたが、 この線径とは思えないワイドレンジで力強い音場再生力。音像は明らかに 前に飛び出す方向です。すばらしいFocusですね。
本当、WE、Belden、その他の有名ブランドとは全く違うとしかいいようのないウエルバランスを感じます。

ロック・ソースにもJAZZにもクラシックにも、とても聴き疲れの無い耳に心地よいまとまりがあります。 Wild感も勿論存分に楽しめますし、そうですねぇ、ストラト、テレキャスの線材としても申し分のないものです。 シングルコイル系のピックアップのアタックと感度に非常にマッチするかと思われます。

総じて、非常に感度の高い、しかも説得力のある大人の音質、ワイドレンジ、中域に旨味ある まとまり感、 キックやベースの力強いアタックと感度、超高域の繊細な表現力・・・おまけにギターアンプの残響リバーブの すばらしい表現力と、オーディオでは、シンバル系の余韻は結構うなるものもあり・・・・
ある意味 超絶なポテンシャルなのにリニアで万能型のケーブルです！！

オーディオアンプやケーブルのHot側の配線材として使用した場合、数段上のクラスの音色が飛び出します。 ギター系にも最高の線材ですね。線径からは想像できませんでした。太い！！！！

残りわずかです！是非！早い者勝ちです！！